今回のテーマは、タンゴの立ち方。
タンゴは、スイングダンスに比べて膝を緩めるといいますが、何のために膝を緩めるのでしょうか?
ただ低くなると思っていると、潰れて見えてしまいますので、気をつけましょう。
今回は、シャープで、タンゴらしい、踊りができるような立ち方そして、動き方。
そして他のスイングダンスとの違いを練習してゆこうと思います。
タンゴの特徴は?
- ライズ&フォールがない
- 基本的にスウェイがつかない※
- 歯切れよく、静と動が混在した力強い踊り
※タンゴでは、骨盤は床に平行なまま、傾きの変化を作りません。(女性は若干右ヒップが高い状態を保つ)
膝を緩める意味は、
より強い床へのプレッシャーと安定感力強さを作るため
床への強いプレッシャーは、単純に膝を緩めては生まれません。
座るときのような膝の曲げ方ではなく、階段を上がってゆくときのような、床を押す感じです。
ダンス用語では、フットプレッシャーと表現したりもします。
床へのプレッシャーを感じるためのヒント
- 肩を下ろして、背伸びしてみる。
肩のおろし方がわからなかったら、腕を下に引っ張ってもらいながら背伸びしましょう。
背骨を伸ばして、首は伸ばそうとしない。 - 緩めた膝、(股関節、足首)を、バネだと思う。
バネは、曲げるほど、強い反発力を生み、それがフットプレッシャーになります。 - 逆説的に、床を受け入れる。
押そうと思ってグイグイやっていると、弾かれてしまうこともあります。
参考動画
WDCのアマチュア 世界チャンピオン イザエフフェーダー アンナズディリーナ組です。
決して、下に潰れているようには見えませんね。垂直の軸と水平の軸、安定した骨盤、一定の高さが非常によく見えます。
今回の参考ステップ
ベーシックステップで確認してから、少し実践的なステップにトライしてみましょう。
ベーシックステップ
Walk Link
Closed Promenade
Samefoot Lunge
Turning 5 step
バリエーション 参考ビデオあり。
中国の有名なWDCコーチャー ジャッキー先生のFacebookより。
1LODだけの、一般的なバリエーションばかりですが、組み合わせ方からおしゃれに見えます。
壁斜めにPPから始める。
Fallaway Whisk
Pivot
Lunge
Stop Lock
Back Check to PP
Closed Promenade
Samefoot Lunge
Drag
Samefoot Lunge
Turning 5 step
壁斜めにPPで終わる
今回の場所と時間
品川区 荏原第二区民集会所 >地図<
最寄り駅 旗の台 or 西小山 お間違えの無いように~
サークルの時間 18:50~20:10
会場は、17:30~21:30まで使えますので、前後練習して頂けます!是非。
皆様のお越しをお待ちしています。
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