イギリスで開催される、社交ダンス界の世界三大大会のうちの一つ、ロンドンインターについてご紹介します。
大会の詳細〜ロンドンインター London International Championships〜
場所
英国の首都 ロンドンのロイヤル・アルバートホール(Royal Albert Hall)で予選を勝ち抜いた選手が出場できる本戦。予選は、同じくロンドンの郊外にあるブレントウッド センター(Brentwood Centre)にて行われます。
ロンドンインターは、こんな大会
社交ダンスの3大大会で、予選と本戦が違う会場で行われるのは、このロンドンインターだけです。この予選を勝ち抜くことが出来る選手は限られており、プロスタンダード部門でいうとベスト48への出場が認められた先週のみとなります。日本人では数人ということになります。
また、本戦の会場でみんなが踊れるわけではない。予選と本戦の会場がかなり離れている。そんな理由なのかもしれませんが、他のブラックプールや、UK選手権と比べて、出場選手のレベルが高い、ある程度精鋭しかでてこないという印象があります。
2019年が第69回ということは、1950年から開催されていることになるのでしょう。
その他の特徴
開催期間が予選を入れても3日間と短い。
予選会場のブレントウッドが遠い。
ロイアルアルバート・ホールは、楕円形のホール。フロアも楕円形
ロンドンインター開催時期
毎年 10月。
2019年を例に取ると、予選が10/8がラテン、10/9がスタンダードで、ブレントウッド 国際ホール(Brentwood International Hall,Brentwood Center,Brentwood ESSEX)で行われ、10/10にロイアルアルバートホールにて本戦が行われます。
公式サイトのエントリー締切は8/1とのこと。
エントリー先 ホームページ
当サイトで掲載しているロンドンインターの動画一覧
※社交ダンス動画まとめサイトへリンクします。
宿泊先 交通手段
大会前からイギリスでレッスンを受けたり、練習をしている留学組は、レンタカーを借りたまま、来るようなので、もともと借りていたフラットや、ロンドン市内のホテルということが多いようです。
そうでなく、イギリス国外からこの大会に来る場合は、ブレントウッドの近辺、ブレントウッドの駅のホテルは限られているので、数ヶ月以上前から予約しておく必要があります。ただ、電車もそんなに少なくないので、別の駅でも良いと思います。
問題は、ブレントウッド 国際ホールまで、ブレントウッドの駅からバスで行くのですが、この帰りのバスが結構早くになくなるということ。
予選といえども、プロフェッショナルのライジングスターなどは決勝まで、この予選会場で行われるので、せっかくなら最後まで見たいことです。もちろん最後まで踊っているというのが一番良いですね。
が、そうすると確実にバスはなくなります。
誰か知り合いに車に乗せてもらうか、タクシーなどを手配する必要があります。ちなみにタクシーが流していたり、待ってくれているようなところではないです。
また、ロイアルアルバートホールのあるブレントウッドまでは、かなりの距離がありますので、電車の場合は時間などちゃんと調べておきましょう。電車だと2時間近く、車でも1時間半以上かかります。
会場の様子
会場所在地 地図
予選会場のブレントウッド ホール
帰りのバスの時間に注意