「光ファイバードローン」ってどんなもの?ニュースで気になった人へ
ロシア・ウクライナ戦争の報道で、「光ファイバードローン」という言葉を見かけた人も多いんじゃないでしょうか。
「電波じゃなくてケーブル?それで飛ぶの?」
「なんで今さらケーブルを使うの?」
そう思った人、正直なところワシも最初はそうじゃった。でも調べてみると、これがなかなか面白い技術で、しかも意外な事実が明らかになってくる。
通常のドローンとの決定的な違い
一般的なFPVドローンは、2.4GHzや5.8GHzといった電波で映像と操縦信号をやり取りする。飛行中にリアルタイムで映像が届き、操縦者はゴーグルでその映像を見ながら操作できる仕組みじゃ。
ところがこの電波、妨害装置(ジャマー)を使うと比較的かんたんに遮断できてしまう。
そこで登場したのが光ファイバードローンじゃ。
- 電波の代わりに、光ファイバーケーブル1本で映像・操縦信号を伝える
- 電磁波をまったく使わないので、ジャマーが効かない
- 光信号なので遅延がほぼゼロ、映像もクリア
ドローンがケーブルを引きながら飛ぶため、飛行距離はケーブルの長さに限られる。それでも数百メートルから数キロは確保できるし、「妨害されない」という確実性は、電波ドローンには出せない強みじゃ。
ウクライナ戦争でなぜ注目されたのか
2023〜2024年ごろから、ウクライナ軍が光ファイバー方式のFPVドローンを実戦投入しているという報道が相次いだ。
ロシア軍が大量のジャマーを展開し、電波ドローンが次々と無力化される中、光ファイバードローンだけはその妨害をすり抜けていった。
「電磁波を使わない」というたったそれだけの違いが、現代の戦場でこれほどの意味を持つとは、多くの人が予想していなかったじゃろう。
で、その光ファイバー、中国通販で売ってるんじゃ
ここが今回一番驚いた話じゃ。
光ファイバードローンの心臓部ともいえる「ドローン用の軽量光ファイバーケーブル」、AliExpressで普通に売られている。
FPVドローンに載せることを想定した細径・軽量タイプで、まさにニュースで見たあの技術の部品そのもの。こんなものがふつうに流通しているのか、というのが正直な感想じゃった。
実際どんな商品なのか、ひとまず見てみてほしい。
価格や仕様、在庫状況は商品ページで確認できるぞ。世界中のFPVドローン愛好家や研究者が購入していることを考えると、技術への関心の広がりが実感できる。
まとめ
- 光ファイバードローンは「電波を一切使わない」ことで、ジャマーに対して無敵に近い
- ウクライナ戦争でその実用価値が世界に証明された
- ドローン用の光ファイバーケーブルは、AliExpressで誰でも入手できる状況にある
軍事技術として注目を集めているが、「電磁波ゼロの通信」というコンセプト自体は、プライバシーや電波干渉の多い環境でのドローン活用など、民間への応用可能性も十分に秘めている。
ニュースで見かけたあの技術が、こんなに身近なところまで来ているというのは、なかなか興味深いことじゃないでしょうか。

