【結論】
Mazda CX-8 2019において、KONIG(コニック)製の金属チェーン「CLM-105」は条件付きで使用可能でした。
ただし、内側クリアランスが非常にシビアであり、チェーンのサイズ・厚み次第では干渉リスクがあります。金属チェーン選びは慎重に行う必要があります。
ホイールやタイヤの種類、CX-8の形式など、諸条件があると思いますので、あくまで私の経験談として参考にしていただければと思います。使用できると私が保証するものではありませんのでご了承ください。
【根拠】
金属チェーンを選ぶ際、
- 表側(外側)のクリアランスは目視である程度確認できる
- 裏側(サスペンション側)のクリアランスは確認が難しい
という問題があります。CX-8に限らず、多くの車種で車両側のクリアランス値が取扱説明書などに明記されていないのが実情です。
そこで今回は、KONIG製の金属チェーン CLM-105 について、実使用ベースで調べた結果を共有します。
公式適合情報
- KONIG公式サイト上では
- CX-8にCLM-105は「適合」 と明記
- スタッドレス/ノーマルタイヤ別の可否までは未記載
実際の装着条件
- スタッドレスタイヤ
- ダンロップ ウィンターマックス
- 225/65R17 → 装着可能
- 純正ノーマルタイヤ
- 225/55R19 → 装着可能
タイヤ交換時(ガソリンスタンド)に整備士の方へホイールハウス内側のクリアランス確認を依頼したところ、
- 「余裕はかなり少ない」
- 「特に内側(サスペンション側)がシビア」
という指摘がありました。
チェーンサイズが重要な理由
- KONIG CLM-105はチェーン厚 約10mmの比較的コンパクトな金属チェーン
- 整備士の見解
- 「このサイズならギリギリだが大丈夫と思う」
- 「安価な金属チェーンでリンクが大きいものは干渉リスクが高い」
また、KONIG公式情報では
- 内側に約25mmのクリアランスが必要
とされています。
この条件を満たせない車両・チェーンの組み合わせでは、
- サスペンション部品への干渉
- 最悪の場合、車両損傷
につながる可能性があります。
【注意点・例外】
- 本記事は筆者の車両・タイヤ・個体条件での実例です
- CX-8でも
- 年式 2019年前期
- グレード Lパッケージ
- 足回りの状態
によりクリアランスは異なります
- 金属チェーンは必ず事前に仮合わせ・専門家確認を推奨
- 不安がある場合は
- 樹脂(非金属)チェーン
- 布製チェーン
も検討対象になります
※最終判断は整備士・カー用品店などの専門家に確認が必要です。
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