筆者について
Oculus Quest2(現Meta Quest2)を数年前に購入して使用回数20回程度のライトユーザーです。
Qculus Quest2の用途は、主にGravity Sketchで100時間程度、その他はYoutubeのVRと、Amazon Primeで映画をときたま見るくらいです。
正直ゲームをしない人間からするとOculus Quest2の使用目的は非常に限られるという印象です。
Oculus Quest2はVRグラス
Ocules Quest2は、非常に優れたデバイスで、初めて装着したときの驚きは凄まじいものでした。驚きのあまり、思わず声を出してしまったほどです。
パススルー機能があり、簡易的にグラス外の世界見ることが出来ますが、画質が悪くスマホやPCのディスプレイを確認するには向かないものでした。Oculus Quest2内にパスワードを入れるためにスマホの画面をチェックしたくてもパススルーでは見えず、グラスをずらして見る必要がありました。
つまり、Oculus Quest2は完全にVRグラスであり、現実世界と仮想世界をミックスするようなMR、XRデバイスではありません。
そうすると出来ることは非常に限られてきます。
ゲームであれば色々と楽しめるようですが、筆者の場合は元々ゲーマーではなかったこと、そして動きの激しいゲームだとVR酔いをしてしまうため、ゲームにはほとんど手を出しませんでした。※Ocuus Quest2内で遊べるゲームの多くが有料で、ほとんどが数千円以上と高額だったこともゲームをすることの敷居を上げていた原因と思います。
主に利用してたGravity Sketchは3D素材を作るために使っていました。3Dの造形をするにはVRは相当便利した。Gravity SketchはPCやスマホで扱うことが出来ますが、圧倒的にVRグラスから操作したほうが直感的に操作できます。
ただこのGravity Sketchであっても、XRで使えたほうがもっと便利だと思います。現実空間にあるものを見ながら作業できる方が効率的と思うためです。
XR MRグラスとしてのApple Vision Pro、Meta Quest3
これまでもXR MRグラスはあったけど高かった。
Vision Pro、Meta Quest3が出るまでの、MR XRグラスというと、MicrosoftのHolo Lensが有名でした。
非常に高機能で実際に付けてみたこともありますが、非常に自然に使うことが出来ました。ただ値段が100万円を超えることもあり、ソフトウェアコンシューマー用のものは殆どなかったように思います。企業用やイベント用では使うけど、個人で趣味で買えるように価格帯でないので仕方ないですね。
Holo Lensを体感して、Oculus Quest2を持っていた私の感想は完全にMRの方が良いというものでした。現実世界が普通に見えていて、そこにバーチャルのものが投影されている世界観、これは完全にSF映画に出てくる、宇宙船の中でバーチャルの地図や操作パネルを操作しているのと全く同じ体験でした。
Vision Proは、手が届く、そしてソフトウェアも沢山ありそう。
それから数年、2023年、AppleがVision Proを発表2024年前半の発売開始を告知しました。
価格帯は日本円で50万円台。高い。。実質PCが内蔵されいて、無限のディスプレイが全く場所を取らずに使える。そして今までにない革新的なデバイスと考えれば高くない。。高い高いけど、割高ではないんだと思います。
そして何と言っても、発表から発売まで期間をおくことで、サードパーティーがソフトウェア開発をする期間を設けている。発売されたときにある程度のソフトウェアが出揃っていることが想像できる。
Apple信者も沢山いる。Apple Watchや、iPhone iPadに搭載されているLiDARも活用できそう。
Vision Proを体験したIT関係者の声はみんな絶賛。Vision Proを今の時点で体験出来る人は、VRグラスの経験はほぼあると言って過言ではないでしょう。そんな人達が声を失うくらいに絶賛していた。Oculus Quest2で絶句していた僕なら超感動できるはず。
もう買うしかないかも。
そんななかMeta Quest3はVRグラスとして発売された
これまでVR界隈で圧倒的なシェアと品質、コストパフォーマンスを誇ってきたOculus Quest2。シェアを奪われることは必死でした。そのまま行けば、安く、と言っても5万程度はするけれど、安くVRゲームしたい人だけがOculus Quest2に残るという状況。
もちろんMetaが黙っているはずはなかった。VRでは殆どゲーマーしか取り込めていなかった。
満を持して出した対抗馬がMeta Quest3だと思います。
50万円するApple Visionに対して、Meta Quest3は74,800円から。
Visition ProとMeta Questどちらが買いか?比較してみた。
50万円のVIsion Proと74,800円のMeta Quest3、圧倒的な価格差。これは多少品質に差があっても十分な競争力を持っていると思います。
Meta Quest3がどれくらいのソフトウェアを揃えられるが、キーになるでしょう。
Appleが持つ基盤は圧倒的に強いです。iPhoneユーザーだけでなく、Macユーザーは、メールやメモ、Facetime、Safariはシームレスに使えるでしょうし、Youtube等のメジャーアプリも対応するでしょう。MicrosoftのOfficeとGoogle Docsがどの段階で対応するのかも見ものです。
他にも、仕事で使うなら、ZoomやTeams、SlackやDropbox、adobe系、動画編集系、画像制作系、音楽制作系のあぷりなどの対応も楽しみです。
どれくらい実用のストレスがないのか、どれくらいのソフトウェアがラインナップされてゆくのかが、キーになるでしょう。
ストレスの無さは、Vision Proを体験した人の反応を見ると間違いなさそう。7分の1の価格のMeta Quest3がどれくらいこのクオリティに迫ってくるのかも楽しみです。
ま、Apple信者は迷わずVision Pro、他の人はしっかり動向を見てして購入されることをオススメします。
最後まで、読んでいただいてありがとうございます。
2023年9月29日現在はOculus Quest2(現Meta Quest2)しか購入できませんので、この購入先リンクを張っておきます。Meta Quest3、Apple Vision Proが発売したら追記しておきます。
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