今回は、スラックレールのご紹介です。
ここ数週間買うかどうか、迷った挙句ポチってしまった体幹トレーニンググッズです。
ダンサーという仕事柄、体幹トレーニングには興味があってジムにも通っていますが、そこで出会ったのがスラックライン。こちらは本格的な綱渡りのトレーニング器具で、自宅でもやりたいと思っていたものの、大掛かりな器具が必要なので諦めていました。
そこに現れたのが今回ご紹介するスラックレール。
社交ダンスにスラックレールを使ってみた動画
家用のスラックライン、スラックレール。
床に置くだけの単純な仕組みです。
販売先: 楽天市場 Amazon Yahooショッピング
こんな感じで床に置くだけです。
意味ないんじゃないかと思っていましたが、予想以上にスラックラインに近い感覚で、バランスを取るのが意外と難しいです。高さもないので落ちてもまず怪我はしないでしょう。
見た目はゴムのように見えますが、どちらかというとスポンジに近い重さ。
踏んでみた感触は、スポンジのように完全に潰れてしまうことはなく、絶妙な硬さです。
参考までに、本家スラックラインは、こんなもの。
スラックラインは、木と木の間にベルト状のロープを張り、その上で色んなポーズを取ったり、歩いたりして、バランス感覚を鍛えるものです。
2000年頃からヨーロッパで盛んになり、競技会も開催されています。
屋外で気にスラックラインを張ってトレーニングといったアクティブ派の方であれば、このスラックラインだけで大丈夫ですが、なかなかそこまでは行かないと思います。
ジムでは、この写真のように、スラックラックと言われる鉄の棒に対して、スラックラインを張ります。
このスラックラックは7万円以上します。そして5m位の長さあります。そして、めちゃ重いです。
このスラックラックを家に置こうと思っても、なかなか非現実的。
広々リビングをお持ちの方でも、もし足を引っ掛けたりしたら危ないです。
そしてスラックラインだけ買っても、家の中で結びつけるところはありません。ネットで口コミを見ても家の柱などを破壊してしまったという方もいるようです。
そんな人のために生まれた?のが、スラックレール。私もその口で、色々検討しました。
スラックラインとスラックレールの違い
「スラックラインとは、全然違うんじゃない?」という先入観をもって買ったからかも知れませんが、予想に反してスラックラインに近い感覚です。
私自身、性能に不安があって数週間悩みましたが、Amazonや楽天市場の口コミが悪い評価ではなかったので、結局購入してしまいました。
お値段が3,000円程度と安かったこと、好みの緑があったのも決め手になりました。
凄く柔らかいんですが、完全に潰れてしまうわけではないので、しっかりバランスが取りにくく出来ています。
長さは、1本が90cmなので、スラックレール上を歩こうと思ったら、2本は欲しいところです。
※1本あたりの価格が約3,000円です。
スラックレールが劣る点
バウンス出来ないところ、スラックラインでは体重をかけると綱がたわんでゆれますが、スラックレールではそれは一切ありません。
前後方向への不安定感については、思ったよりもスラックラインに近い印象です。
スラックレールの方が優れている点
軽い!持ち運びや使わないときは簡単にしまうことが出来ます。
曲げることが出来るで、カーブを作ることができます。ダンスだったら、ステップにあった足の位置に配置してポーズを取ることも出来ます。
スラックレールで出来るトレーニングの種類
ただ歩くだけでは、すぐに飽きてしまうので、いろんなトレーニング方法を試してみましょう。
片足立ち
片足をスラックレールにのせて、反対の足を浮かせてみましょう。
時間は、30秒〜1分位。
片足でやってみて、30秒ほど休んで、反対の足へ。
片足+バンザイ / バンザイの手を左右に振ってみる。
・先程の片足立ちをバンザイの状態でやってみます。
バンザイをすると、腹筋が伸ばされて、重心も浮いてしまいやすいので、難易度が上がります。
手を上げても重心が浮かないようにしましょう。
・更に、上げた手を左右にゆっくり振ってみましょう。
意外と難しいことがわかります。
手の動作に、惑わされてバランスが乱れないようにしましょう。
膝を曲げて重心を落としてみる。/ 大股で歩く。
・両足をスラックラインに載せて、重心を落として、また上がってみましょう。
可能であれば、画像のところよりも更に深くおろして、後ろの足のスネが水平になるところまで下ろしてみましょう。注意点は、前にある足の膝が足よりも前に行かないこと。すると股関節、膝が両足ともに直角になります。
・更にそのまま大股でゆっくり歩いてみましょう。
普通の歩幅だったら5歩のところをなるべく少ない歩数で歩いてみましょう。
スラックレールのトレーニング効果
バランス感覚の向上
体幹へ意識、集中力の向上
→ 自然とバランスが取れるようにしてゆきたい。
ダンスの中には、様々なポーズや動きがあり、どんなときでも体幹が安定していることが理想です。
トレーニングで意図的に不安定になりやすい状態を作り出し、実際のダンスのときは楽にバランスを取れるようにしてゆきましょう。
ダンスに近づけるために、ホールドをしてみたり、コントラチェック、スローアウェイなどのピクチャーポーズをしてみるのも面白いです。
スラックレールが売っているところ。
私が購入したときは、楽天市場で送料込み3200円でした。
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