こんなブログを書いているので、パソコンを買うときの相談を受けることが多いのですが、2019年12月時点では、これがおすすめです!
HP ENVY x360 15 (型番:6RD23PA-ABCE)
基本性能が非常に高くて、長く使えます。メーカーもHP(ヒューレット・パッカード)なので、安心でしょう。久々に、イチオシと思えるパソコンです。
こんな人におすすめ
自宅用 非モバイル
15インチの画面サイズで、2kg近くあるので、頻繁に持ち運ぶとなるとストレスだと思います。
一般的なモバイルノートパソコンは,13インチ1.5kg以下が多く、軽さを売りにしているものだと1kgを切るものもあります。ちなみにiPadはケースを付けない状態で500g位。
予算10万円以内で、できるだけ長く使いたい。
5年くらい経っても、普通にネットサーフィンや動画を見ることにストレスは感じない性能です。
Youtubeで4K動画を再生したり、動画をアップしたり、音楽を聞いたり、画像を編集したりも、全然出来ます。
もっと非力なパソコンでも同じことは出来ますが、5年位たって同じ状態かというと、厳しいと思います。インターネットやオフィス系のソフトなど、どんどん高機能になる代わりにパソコンに負荷が高くなってゆくので。
逆にこのパソコンに、向いていない作業があるとすれば、ゴリゴリの動画系ゲームをしたり、バリバリのYoutuberで動画編集する、といった類いで、そもそもそういった方は、この記事を読んでないと思いますし、金額も倍以上に跳ね上がってきます。
もっと安くてもノートパソコンは買えますが、何年も快適にと考えると厳しいものが殆どです。
基本性能が高い
CPUとメモリ、ストレージ(ハードディスクやSSD)が、パソコンの核となる機能ですが、この3つがかなり高いレベルでまとまっています。
CPUは、AMD Ryzen5(最新世代)
Ryzenは、今大注目されているCPUです。ちょっとパソコンに詳しい人だったら次のPCはRyzenにしようと思っている方も多いと思います。
intelのCore iシリーズが有名ですが、それよりも安く、性能も高いのが、注目点です。このRyzen5 3500Uは、Core i5〜7にも匹敵する仕様です。
intelのCore iシリーズが有名ですが、それよりも安く、性能も高いのが、注目点です。このRyzen5 3500Uは、Core i5〜7にも匹敵する仕様です。
大容量!16GBメモリ、SSD512GB
同一価格帯のノートパソコンに対して、倍くらいの容量です。
現在主流なのは、8GBメモリ、SSD256GB。倍あれば、かなり長い間心配ないでしょう。
抜かりない端子
これからの主流USB-Type Cに加え、従来のUSB 2.0も搭載
最新のMacなどは、USB2.0をなくしてしまいましたが、まだまだスマホの充電ケーブルやマウス、プリンタなど周辺機器はUSB2.0のものが多いので、これは便利です。
最新のUSB Type-Cもあるので、これからの時代の流れにもついて行けます。
またUSBポートは、パソコンの電源がオフでも、接続すれば給電することが出来るので、電源オフで携帯を充電することが出来ます。
またUSBポートは、パソコンの電源がオフでも、接続すれば給電することが出来るので、電源オフで携帯を充電することが出来ます。
電源コードが独立している
USB Type-Cで充電するノートパソコンも増えてきていますが、このENVY X360 15は、別の電源アダプタとコードを使って充電します。
電源コードが使えるので、充電中もUSBを使うことが出来ます。
また45分の急速充電で6時間駆動も出来ます。最大13時間駆動。
もちろんUSB Type-Cからの給電も可能。
HDMI標準装備。
使っていない人も多いと思いますが、これは結構便利だと思います。
HDMI端子があれば、テレビと接続して大画面でパソコンを使えます。4Kのテレビに接続するとかなり広大な画面領域で使えます。
ヘッドホン端子、SDカードスロット付
iPhoneでは、排除されてしまいましたが、ないと不便と評判のヘッドフォン端子が付いています。
もちろんBluetoothも付いているので、無線のイヤホンも使えます。
便利な機能
タブレットモードやスタンドモードなど、色んな形状で使える。
タブレット代わりに使ったり、プレゼンテーションや、狭い場所に設置してフォトスタンド代わりに使ったりという使い方ができるようです。
タッチディスプレイ
IPSタッチディスプレイなので、クリックするかわりに画面を直接タッチすることができます。タブレットモードがあるので当然といえば当然ですが、PCモードでも、二人で見ているときなどタッチディスプレイだと、クリックしてあげることが出来て便利だったりします。
テンキー搭載
フルサイズのテンキーが付いているので、エクセルなど数字を扱うことが多い人には嬉しいです。
外付けでテンキーを使うと、USBポートを専有したりコードが邪魔だったりするので、標準搭載はありがたいです。
動画性能が高い
ゲーム専用のグラフィックボートは搭載されていませんが、最新のCPUであるRyzen 5 3500Uには、intelよりも遥かに高い動画性能をもったAMD Radeon™ Vega 8 グラフィックスチップが内蔵されています。
Youtubeで4K動画※を再生するなども出来て、まったく気にする必要はないと思いますが、さほど重くないものでしたら、3Dゲームも楽しめる性能です。
Youtubeで4K動画※を再生するなども出来て、まったく気にする必要はないと思いますが、さほど重くないものでしたら、3Dゲームも楽しめる性能です。
※画面が4Kではないので、4Kの綺麗さを見るならば、4K TV等に繋げて見ましょう。
指紋認証 カメラオフ機能
指紋認証機能があるので、Windowsへのログインが指紋で出来てしまいます。
カメラをオフにする機能があるので、覗き見などの心配がありません。
カメラをオフにする機能があるので、覗き見などの心配がありません。
あまり良くない点
この価格帯、コンセプトからして、ほぼ非の打ち所がないのですが、強いて言うならば、
画面の解像度が、フルHD(1920×1080)
良くないというか、普通の解像度です。
15インチでフルHDなので、画面領域も広く、これ以上高解像度でも文字も小さ過ぎて使いにくいのですが、画面の解像度としては普通です。
タッチディスプレイでIPS液晶ならば、十分高性能ですが。。
※解像度について、
現在殆どのノートパソコンがフルHDで、相当安いパソコンや、古いモデルはこの下のWXGA(1280×768)だったりします。※高解像度が良ければ、同じくHPのSprectre x360(20万円)、LG gram (15〜20万円)、 HUAWEI Matebook pro X(Amazon)という選択肢もありますが、お値段が上がってしまいます。
頻繁に持ち歩くならNG
15インチで2kgを切っているのは、15インチ液晶搭載のPCとしては、優秀なのですが、頻繁に持ち歩くには重すぎます。
17インチで1.5kgを切る驚くようなノートパソコンもあります。LG gram (15〜20万円)
Microsoft Officeは搭載されていない。
このモデルにはOfficeは搭載されていませんが、Microsoft Office搭載の2万円ほど高い別のモデルもあります。
※楽天のページにoffice付きと記載がありますが、これは、
Microsoft Officeではなくて、WPS社のOfficeで互換製品です。
WPS Officeについては、エクセルやパワーポイント、ワードを、開くだけなら良いですが、他のパソコン、他の人と作ったものをやり取りする可能性があるならば、やめておいたほうが良いでしょう。完全互換ではないです。
※楽天のページにoffice付きと記載がありますが、これは、
Microsoft Officeではなくて、WPS社のOfficeで互換製品です。
WPS Officeについては、エクセルやパワーポイント、ワードを、開くだけなら良いですが、他のパソコン、他の人と作ったものをやり取りする可能性があるならば、やめておいたほうが良いでしょう。完全互換ではないです。
まとめ
ノートパソコンが欲しくて、長く性能が遅く感じないようなものを探している。
予算が10万円以内という人に強くおすすめのノートパソコンでした。NGポイントが、殆ど見つからない、スキのないモデルです。
購入先
同じEnvy x360 15でも、沢山のバリエーションがあります。間違えないように注意しましょう。
具体的には、CPUが更に上位のモデルや下位のモデル、メモリが8GBと少ないもの、Microsoft Officeが付いているものなどがあります。
この記事で紹介したのは、以下のモデルです。