【データポータル Looker Studio】GA4の直帰率を表示させる方法

GA4にようやく搭載された直帰率
しかしデータポータルのデータソース上には項目としてまだ現れていない。
フィールドを使って直帰津をデータポータルで扱う方法を説明するぞ。

データポータルのGA4に直帰率を表示させる方法

そもそも直帰率とは

旧Google Analytics（UA）のときは、1ページのみ閲覧して離脱してしまったユーザーを直帰として、その割合を直帰率としていました。

GA4では直帰率の定義が変更され、1ページのみの閲覧であっても、以下のいずれかを満たした場合は直帰として扱わないようになりました。1ページのみの閲覧でも、目的達成考えられることが増えていることが理由と思われます。

1. 10秒位以上の滞在
2. コンバージョン
3. 2ページ以上の閲覧

いずれかを満たしたセッションは、ユーザーエンゲージメントのあったセッションと定義されています。

また、このユーザーエンゲージメントのあったセンション数 ÷ 全セッション数のことをエンゲージメント率と定義し、

１００％からエンゲージメント率を引いた値が直帰率となっています。

データポータル直帰率を表示させる方法

1. データベースの一覧を開き、フィールドを追加をクリック
   
2. 計算式の欄に、直帰率を意味する、1-エンゲージメント率と入力。
   フィールド名は任意ですが、分かりやすいように直帰率を入力しておきましょう。
   ※エンゲージメント率が水色の背景色付きにならない場合は、左の一覧から選択して入力しましょう。

以上で、データの一覧に直帰率を表示せることができた。

各グラフ、表で直帰率を％表示させたい場合は、各グラフの指標でタイプを％に変更しましょう。
グラフの指標欄に入れた、直帰率の右側にあるAUTをクリック

続いて、タイプから数値＞％選択