世界初のプロジェクター付きシーリングライトとして、Makuakeも使って、一般販売が始まったpopIn Aladdin買ってしまいました!
すぐに取り付けて、非常に楽しい2日間を過ごしていますが、使い倒してみての、メリット・デメリットをレビューしてみたいと思います。
popIn Aladdinのメリット
シーリングライトと取り替えるだけで設置が完了 工事不要
設置部分のコネクターも、標準の照明器具と全く同じでした。
びっくりするくらい簡単に設置は完了してしまいます。シーリングライトの取替をしたことがあれば、ものの数分で終わると思います。
調光可能なLEDシーリングライト
暖色にも蛍光色にも段階的に変えられて、明るさの調整も可能です。
プロジェクターの明るさ、解像度は必要十分
明るく照明をつけてしまうと、流石に見づらいですが、明るくても見ることはできます。
なので、昼間から太陽の入る部屋で、テレビのように見るのには向いていないと思います。
性能としては、700ANSIルーメン、解像度はWXGA。暗めの部屋で見るプロジェクターとしては、十分な性能だと思いました。ただ、プロジェクターの専用機で5万以上するようなものと比べると明るさは劣るように思います。我が家のpopIn Aladdin設置位置が壁から2m弱と近くスクリーンサイズが60インチなのも、明るく見える原因かもしれません。
※プロジェクターとスクリーンの距離が遠くなるほど、明るさが求められます。
右の画像は、iPhoneでビデオ撮影をしたものからキャプチャしました。
popIn Aladdinのレンズ部分
XGIMIは、Android搭載のプロジェクターとしては、定評のあるメーカーのようです。
見た感じも安っぽい印象は全くありません。
配線が一切不要でプロジェクターが使える
もともとシーリングライトがついていたところから電源をとって、後は全て無線なので、配線が全く必要ありません。
無線は、無線LANでWifiネットワーク、インターネットに繋ぎ、Bluetoothでスマホ等と繋げればBluetoothスピーカーになり、リモコンは赤外線のようです。
Wi-FiもIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しています。なぜかこういった機器はac対応でなかったり、5Ghz非対応だったりするので、このあたりに対応しacにも対応しているのは、好感触でした。
Blutoothスピーカーとしても、Bluetooth4.2に対応。
縦横の台形補正、左右上下の移動が可能
プロジェクターの性能で一番気になるところですが、台形補正機能もしっかりついています。
我が家の場合、天井沿いの梁と部屋の角の柱が大きく、部屋のシーリングライトが真ん中についていても、このシーリングライトのプラグ位置の正面が壁の正面と微妙に一致しませんでした。
が、設置後も簡単に回せるpopIn Aladdin本体を移したい方向に回し、セットアップ画面で台形補正をするだけで、真四角になります。
梁の位置に対しても、プロジェクションしている画面を付属のリモコンで簡単に上下の高さ調整ができます。
このような梁の多い部屋でもキレイにプロジェクションできました。
AirPlay対応
iPhone、iPad、Macユーザーとしては、Airplay対応というのは、非常に大きなポイントです。購入を大きく後押ししたのは間違いありません。
iPhoneのカメラロールに撮りためた写真を、ボタン一つで再生したり、スライドショーにしたり、iPhoneやMac、iPadの画面をミラーリングすることも可能です。
ただAirplayでの動画再生には、ちょっと気になる点がありましたので、デメリットの方でに記載させて頂きます。
Android搭載のため、YoutubeアプリやPrime Video等が単体で動く
Youtubeや、AmazonのPrime Video、NETFILIX、TED、SPOTIFYなどの動画、音楽系アプリが、標準で搭載されています。
その他にも、多数のアプリが標準インストールされています。おしゃれな時計を出したり、風景を表示させたり、アイドルタイムにニュース、天気予報を出してくれるのもいいです
子供向けの感じで飛行機の窓を移して外の雲が動いたり、子供向けの学習アプリがあったりします。スマートフォンの専用アプリからpopIn Aladdinのストレージに写真をアップすることでスライドショー化することもできるようです。
Android OSのバージョンは不明ですが、完全にカスタマイズされている印象です。Google Playストアからアプリをインストールことはできません。動作に不満はないです。
デザインもおしゃれ
少し高さがありますが、限りなく普通のシーリングライトと同じ大きさ。むしろ少し直径は小さくて、高さが出た印象。
リモコンもおしゃれです。白と黒で洗練された印象です。
高音質 音質に不満はないです。
オーディオマニアではないですが、少し音質にはこだわりを持っている私の感覚ですが、本体内蔵のスピーカーとしては、非常に優秀だと思います。天井から再生されるので、前後左右から音に包まれる印象です。
ただ、当たり前ですが、専用のウーファーがあったりするわけではないので、バッチリ低音が出るかというとそうではないです。
デメリット 気になる点
AirPlay経由での動画再生
ただiPhoneで撮影した動画を、Airplayで再生すると、素早い動きにある動画は、若干コマ落ちというかコマ遅れがあるような印象です。有線接続ではないので厳しいのかもしれません。
AirPlay経由でのYoutube再生
こちらも私の環境では若干の不都合が見られます。
AladdinのYoutubeアプリで再生する場合は、問題ありませんが、4分位再生すると最初に戻ってしまったり。。
色々な環境を試して改善しなかったので、サポートに連絡してみました。こちら続報したいと思います。
スピーカーのアップグレードは不可?
前述した通りスピーカーの音質は、サイズ感以上のものですし、aladdinの設置位置から届く音場感も素敵です。
ただ、せっかくのプロジェクターで最大120インチに映し出せるとなると、シアタールーム化をしたい人もいると思います。ただ、現状Aladdinから音声出力をする方法は内蔵スピーカーだけなので、別個の外部オーディオシステムにつなげる方法がありません。。
搭載されているBluetoothも送信ではなく受信にしか現在使えないようです。ソフトウェアのアップデートで送信も出来るようになったら嬉しいですが、対応したBluetooth機器を搭載しているのかは不明です。
外部スピーカー接続の裏技
裏技として思いつくのは、AirPlay等の外部機器で再生する際に音声出力はpopIn Aladdinに送らないようにすれば出来るかもしれません。Macbook Air上では可能でした。
心なし無線LANのアンテナが弱い?
iPhone Xの無線LANアンテナの表示が3個の部屋でAladdinは2個でした。
MIMOのアンテナ数の問題でしょうか??
とりあえず、私の場合、AirPlay問題もあったので、WiFiルーターをAladdinの部屋に持ってきました。
ちなみに、今Aladdinと繋いでいるルーターはNECのWR8750というかなり古い機種です。(性能は、11n 300Mbps 5GHz)
プロジェクターで投影される画面の大きさは、シーリングライトの位置に依存
とにかく大画面にしたいという人は、シーリングライトからプロジェクターで投影したい壁までの距離を測ってみましょう。
我が家は小さい6畳のお部屋だったので1.8m、約60インチのスクリーンになりました。popIn Aladdinの持つ最大サイズが120インチなので、勿体無い気もしましたが、元々置いていた43インチの4Kテレビと比べてもかなり大きく感じました。
高さを選べるので、少し高めの位置に投影することで、ベットからも見やすいという印象もありました。
ちなみに、投影されるサイズは、設定画面から小さくすることも可能です。
結論としては、買い!
デメリットもいっぱい書いてしまいましたが、買って後悔はないです。
私の場合寝室に設置しましたが、かなり良い感じです。南国のトロピカルな映像をYoutubeで流したり、Prime Videoで映画を見たり、ライブを見たり。音楽を効くだけでも、音に包まれる感じが味わえます。
ただ、iPhoneで撮影した動きの激しい動画を見るのがメイン。という人はちょっと慎重になったほうが良いかもしれません。
新しい11ac対応のルーターを近くに置けばよいのかもしれません。あとiPhoneからAirPlayで飛ばすYoutubeの問題については今後に期待です。
手軽にハイクオリティーなプロジェクターを導入したい人におすすめです!